逆転裁判 GBA版1と2、漫画版1巻から3巻

正月を費やしてクリアした。つまり他のことはできなかったってことですけど。

1は、推理でわかる部分とハッタリで選ばないといけない部分が絶妙でした。
2は、プレイヤーには真相がわかっているのにたらたら回り道させられて、「つきつける」もこじつけ気味のが多く、理不尽さだけが目立っているような。最終章はもう……。

2の金属探知機のようなミニゲームが、3以降にあるらしい「カガク捜査」なら、3以降やりたくないなー……。ドラクエタイプのRPGであれば戦闘からしてゲーム内ゲームですので、カジノがあろうが倉庫番があろうが違和感はあまりないのですが、このように小さくゲームシステムがまとまっているゲームでゲーム内ゲームやらされるのは、苦痛です。

あと次の選択肢まで一括でメッセージスキップするボタンが欲しい。

漫画版は、前川かずお……どこかで見たな、と思って購入。後で調べたら「前川かずお」はズッコケ三人組の絵かきさん(故人)だった。同姓同名の別人らしい。登場人物を最小限にまとめたことによる無理やり感含めて、ゲームを踏襲していて素晴らしいです。この手のコミカライズはキャラがすべてみたいなところが(私の偏見として)ありますが、これは推理漫画としてもよくできていると思いますので、ミステリファンにはちょっとだけおすすめです。

ところで、なるほどくんの汗ダラ顔でツッコミを入れるシーンは、このゲームの雰囲気上欠かせないと思うのですが、DS版の主役交代はどうなんでしょうか……。