緋色の囁き

isbn:4061859994
綾辻行人の館以外。
冒頭から文体を変えてきているのはよくわかったのですが、井上ひさしの後だけに、紋切り型にしか読めないのがどうにもこうにも……推理作家の文章ってこれ以上無いぐらい短くて明確なものに偏っていることがよくわかりました。
展開は中盤まで大変面白かったです。この手のホラー混じりのやつは真相が明らかになるにつれてなーんだになってしまうのは仕方ないのかな。
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