月配列Yx/Vision

安住しそうになっていたので壊さなければならない。
自分が使う気になる範囲でですがかなり実験色を出してみました。まだ「の」位置が反射的に出てこないですがたぶん慣れでどうにでもなるのでたぶんどうにかなります。でも今はローマ字に戻してます。

 
 
 
 
 

今まで100%勘だったのですが、これはGAを何度かやってみる→ある文字が気に入った位置に来たらその文字を固定して再度最初からGA、のループで作りました。○配列のやり方と比べてお粗末さと結果の違いに愕然としたので評価関数も直してますので今までGAが云々言ってたのは忘れてください。「め」「ゆ」の配置が前回まで私が勘で置いていた位置のままなのは、半分偶然、半分調整の結果です。要は私にとって見慣れたやつを選んだ結果です。
今回から半濁点は新JISの位置のShift+Wに変更してます。Shift+LはSandS前提だったのですが、親指シフトは楽でいいのですがはっきり言ってブレーキです。サイドシフトの方がホーム崩れるとかいろいろありますがとにかく速いです。私は右シフトが使えない人間だったのですが、この一年皆さんに色々吹き込まれて色々配列の練習して普段使わない運指なんかも経験したためでしょうか、いつのまにかできるようになってました。驚きです。感謝です。というわけでSandSを解除したところ、当たり前ですがスペースの反応が速いので快適です。
やっぱスピードを犠牲にしちゃいかんと思うのですよ。今ローマ字に戻してますが、なんだかんだでブレーキ要素が無いのはストレス無くて素敵ですもん。
評価関数はただサンプルさえ膨大であれば助詞とか何も考慮せずに時間の和最優先で良いと思ったので時間予想が表示される○配列の評価ツールの成績も参考に。ただし日本国憲法は「こくみん」がやたら出てくるので指の使用頻度は見てはいけません。堅い文での評価がほしいのであって日本国憲法での評価なんてどうでもいいです。
Faux follets

## ev_kenpo.txt ##
analyzing 0/ 45
打鍵数 1143 , time 135646
左46.2 [人11.6 中19.0 薬10.2 小 5.3]
右53.8 [人16.7 中20.9 薬10.8 小 5.3]
上段31.5 中段49.5 下段19.0 (良 3.8)
交互70.2 同指 3.6 跳躍 3.5 (良 1.3) 和音10.9

## ev_mekura.txt ##
analyzing 0/ 37
打鍵数 3921 , time 465458
左50.8 [人12.8 中21.6 薬 8.5 小 8.0]
右49.2 [人11.2 中19.1 薬14.6 小 4.4]
上段24.5 中段54.9 下段20.7 (良 6.8)
交互67.9 同指 5.1 跳躍 3.4 (良 0.3) 和音11.7

Vision

## ev_kenpo.txt ##
analyzing 0/ 45
打鍵数 1144 , time 137137
左49.2 [人11.2 中19.7 薬11.5 小 6.9]
右50.8 [人16.2 中19.1 薬 9.5 小 6.0]
上段28.6 中段49.3 下段22.1 (良 3.3)
交互70.2 同指 3.7 跳躍 3.4 (良 1.0) 和音10.9

## ev_mekura.txt ##
analyzing 0/ 37
打鍵数 3905 , time 462611
左50.8 [人12.7 中21.9 薬 9.1 小 7.1]
右49.2 [人 8.3 中20.9 薬14.4 小 5.5]
上段24.3 中段57.1 下段18.6 (良 2.2)
交互67.6 同指 4.8 跳躍 3.2 (良 0.5) 和音13.2

あんまり改善になってません。ぶっちゃけ月は枠組みさえ守っていればかなりテキトーに並べても僅差になってしまうのは確かなんですが。
「と」と「か」の絡みより「か」と「に」の絡みの方が若干少ないのでそこは改善なのですが、「し」「の」の跳躍でぶっ壊してます。その分を裏面を勘ではなくまともに並べた分でカバーして、「せ」「も」を表に出したことも手伝って極微妙に良くなった……でしょうか。
右は、ツイン鬼畜う法を守る以上はYから「つ」を動かすことは不可能なのでむしろ迷わずに済みます。「き」も、ketttさんの研究だけでなく、GAも執拗にカンマ位置を推薦してくるのでもう確定。ハイフンで音引きと決めている以上「を」も不動。というわけで左の方が難しいのです。
スコアを犠牲にすることなく左人差し指の頻度を改善する手の順位的にはこんな感じです。

  • 「て」W
    • ダントツにGAお薦め。「か」「て」は極端に絡みません。しかし「して」が内→外になってしまうので、魅力はだいぶ削がれます。
  • 「か」F
    • 良いです。良いのですが、ほとんど中指と人差し指で打ってることになるような……と思って躊躇中です。左手側のトップクラス頻度文字としては「し」「か」が双璧なので、どっちかはSに置きたいです。
  • 「な」「の」交換で「の」C
    • 今回採用した解法。「の」がOにある意味は頻度以外には全くないです。元々「い」と同じ指であるぐらい「い」「の」は絡まないので同手同段がもったいないです。「な」は「い」に絡みまくります。あと「なー」のほうが「のー」より少なそうといった理由もあります。問題は「の」「し」が結構絡むことですというか「の」は左側ではなんにでもものすごく絡みます。「の」がC位置なのはスコアによります。「な」Cよりはマシ程度の意味しかないと思います。
  • 「な」「の」両方右
    • 新JISに戻すってことです。範囲縮小したままでの右手小指のベスト配置は現在探し中です。この解法を取るなら「を」Pを諦めるしかないかなあとも思います。
  • 「と」W
    • 前回までの方法。案外とスコアいいです。「とか」なんて軟弱で曖昧な助詞を使わないことですべて解決します。軟弱で曖昧な日本語って素敵です。そもそもこれから動かすことにしたのが今回ですのでこれは使いません。どうしても「の」Cに馴染めなかったら戻すしかないかもです。
  • 「か」A
    • Prairialの方法。ローマ字使いとしてはイメージできないこともないので、あり?
  • 「し」A
    • ○配列の方法。誰か私に勇気をください。
  • 「し」S
    • 新JIS次点配列、2位たんの方法。GAが言うには、S「し」はスコアも崩れます。次点配列がありなのはD位置が使えるからで、Dが塞がっている月ではさもありなんです。

要するに「て」「と」「た」「な」の一文字でもどっかに行ってもらって、裏面を低頻度文字で固めれば、14%程度には落とせますのでほぼ充分なんです。新JISの形から言って「な」を移動するのがいいと思うのですが、そうすると「な」の行き場は右にしか無いという。