FRONTIER STORIES

GBAのやつ。箱の「Best of E3受賞」見て買ったのですけれど、そもそも「Best of E3」がなんなのか知らないのでした。Google様も攻略情報を知らないぐらいのマイナーであることは間違い無いようです。
で…つい今しがたクリアしたのですが…疲れるゲームではあります、これ。
攻略情報の必要さを痛感しましたので記憶に新しいうちに書いておきます。
ゲームの概要
アクションRPGというか、アクションリアルタイムSLGもどきパズルというか。
最大4人ごとのグループを最大4つ動かして、スイッチを入れたりしてつっかえ棒を消したりして最大16人でぞろぞろ進んでいくもの。前半の難易度は結構高いですが、後半ギミックも出尽くして慣れてしまうと作業と化します。
仲間というか任務上は護衛対象ということになってる連中を助け出しながら進むのですが、連中単なる護衛対象でもなくて、戦えるのもいれば子供じゃないと進めないところや敵を追い払ったり回復したりと役に立ってくれますので、一番足手纏いになるのは間違いなく主人公の相棒のアイビィです。戦力としても役に立たない上に変なところに引っかかって進行妨害してくれます。
あと、話自体はともかくとして、台詞回しが酷いです。
アイテム
ポーションとかいくらあっても足りなくなりますので、ある程度の金稼ぎならぬ鉱物稼ぎは必須。ついでに仲間の見てるところで戦えば好感度UPで合成ができるようになる、のですが、回復アイテムを効率良く作れるエバリー・ジーン夫妻以外の好感度は、はっきり言って要らんです。
アイテムの種類は割に多い(最近のゲームとしては少ない?)のですが、使うものは限られていますので、合成するのは以下の物だけで充分です。

  • ポーションABC
  • サンダー(ボス用)
  • ディフェンスシールド(ボス用)

たまに使うものとしてはこれぐらいでしょうか。

  • シェイク
  • スモーク
  • パワーアップ
  • オールダッシュ

攻撃アイテムを仲間に持たせていると勝手に使いますので、使って欲しいところ以外では持たせてはいけません。逆にサンダーだのスピードッショットだのビジョンだのパワーアップだのは使ってくれません。ポーションAなんかは常に全員に配っておいてもいいぐらい(でもそうすると足りなくなる)ですが、あとは攻撃手段を持たない奴を敵のいるとこに突っ込ませる必要が出た時にスモーク持たせるとか、シェイクはまともに戦うと犠牲が大きすぎたり面倒だったりするときに使うとか離れた敵を倒すのに必要だったりとか、それぐらい。
オールダッシュは大して要らないのに数だけは手に入りますので、移動待ちにイライラしたら即座に使ってしまっていいと思います。
鍵とかスイッチとかステージのギミック
は知ってしまうと面白く無くなるので書かないことにします。
武器防具の強化
これは書いてしまいます。
主人公は勿論、武器持ちのヴァンローズ、ダグ、リック、ジーンを優先すること。MAXにするべし。
多分マテリアル(強化の材料)は探せば必要数あるのでしょうけれど、普通に進んでいると後半数が足りなくなります。
テルミアとか極端に防御力無いですが、ほっといていいです。アイビィも前述のとおり役立たずですのでアイビィの攻撃力上げるぐらいならジーンに回すべきかも。あとハリーやシェリーも武器持ってますがこの4人と比べれば優先度は落ちます。この4人にはサンダーやらディフェンスシールドやらも無駄に持たせておくべきです。ダグは足も遅いのでスピードリングも。スピードリングは都合3つ手に入りますが、主人公、ダグ、ユラルドぐらいで。理由は最後まで行けばわかります。
ステージボス
これがこのゲームの評価を大きく下げているとどこかのレビューにあって、その通りと思います。
パズルなステージから一転してアクション全開になるのですが、これが酷い。とにかく理不尽なタイミングとスピードと物量で攻撃が来ます。避けるの絶対無理な密度で誘導弾だったりします。
更に主人公よりも移動速度が速い相手を、短い剣で捕らえないといけません。ボス本体に当たり判定があったりすると、間合いを調整しているうちにダメージ食らい続けてそれだけで終わります。(ゼルダの伝説の)リンクで、(スーパーマリオブラザーズ3の7ワールドの)ルドウィック(だったっけ?)を相手にするようなものです。
パターンがあるのでそれを読めば楽にはなりますが、速度とリーチの両方で大幅に負けてるわけですので、ボス追っかけて右往左往しているうちにどうしようもないだろと言いたくなるような攻撃が来て終わります。
はっきりいって無理です。
そこで、サンダーを使います。遠距離攻撃できます。
しかしサンダーは一発攻撃を受けてしまうと終わりです。サンダーを数持つとポーションが持てなくなります。
そこで、ディフェンスシールドも使います。ディフェンスシールドが残っているうちは攻撃を受けてもサンダーの効果は続きます。こっちはアクセサリー欄ですのでポーションと競合しません。
これで、まあ、なんとか、ギリギリ勝てるか勝てないかぐらいにはなります。
死んでも部屋の最初からやり直せますが、アイテムとか準備し直しになるのは果てしなく面倒ですので、扉の前まで来たら準備をして一旦引き返してまたすぐ降りて。ボスの長台詞も2回目からは飛ばさせろよなー。
三本の剣のやつは、柄の色が違う奴が本物です。
いろんな攻撃の合間にたまに岩を飛ばすやつはその岩を剣で叩き返してダメージを与えます。
あと中盤あたりのボスはラスボスよりも強いと思う。
感想
引き連れていくのが4人でも16人でもあまりゲームが変わらないのが。16人でぞろぞろ歩くようなアクションゲームってあまりないと思うので、もっと活かせなかったものか。
終盤は、どーんと広いマップを用意して、戦闘用員をフル活用して戦線を作らないといけないようなのをやって欲しかったところ。
4人ずつグループにしなければいけないのはいいとして、グループごとに一ヶ所に集めないと次のグループを動かせないのも×だよなあ…。
総じて疲れるゲーム。