Ada2005対応のgnatelimのつくりかた

https://libre2.adacore.com/からasis-gpl-2005-src.tgzをいただいてきて、gnatディレクトリの中身をgcc-4.0.1のものと置き換えて、あとversion.oを加えて、gcc-4.0.1でmakeしたらできあがり。
AdaCoreのGNATの変化がgccのGNATに反映されていく度合(あるいはgcc版の独自の度合)がどのようなものかは知りませんが、SourceForgeのほうでは必要だったコードの修正点、なし。ですので、gcc 3.x.x系列よりも近いと思われます。
ライセンス的には知りませんが、最終的にバイナリにはリンクされないツールなので、私家ビルドして使うぶんには問題ないでしょう、たぶん。
gcc-4.0.1の時点ではgccそのもののAda2005対応がかなりbuggyなので、テスト用の小さなプロジェクトではOKでしたが、The Village of Vampireは見事に撃沈してくれました。4.1.0を使えば少しは改善されるかな。
GNAT 2005 GPL Editionをそのまま使えという非常にごもっともな話は無しで。