三国志9と同時囲碁

最近、三国志9をやってます。ナムコではなくて光栄です。(ってむしろ普通か)
ゲームシステムとしては中国大陸全体で擬似RTSをやるというもので、本当のリアルタイムではなくて、停止状態であちこちに命令→一定時間進む→停止状態であちこちに命令、の繰り返しです。
なんだか2chの噂では上級にすると、AIがプレイヤーの選択を同じ命令回に即座に参照してくるとかしてくるらしいのですが、とりあえず初級のためそのような現象も見ることなく快適に擬似RTSの気分を味わえています。

で、まあ、なんといいますか、先手後手というのはゲーム界に於いていろいろ癌だなあと改めて思ったとかなんとか。

一番代表的なのは恐らく、囲碁の後手に与えられるハンデ五目半ではないでしょうか。他にも、なぜか周りに遊戯王廃人が多いのですが、端で見ていて、どうしても先手有利に見えるのはデザインミスだとしか思えないとかなんとか。よく知りませんがあの手のカードゲームでも同時出しルールのものもあるらしいです。双六なんかも(元々ランダムしかないため誰も気にしないですが)先手が強く有利ですよね。

…‥で、囲碁が同時出しルールならどんな感じになるか考えてみました。

お互い碁盤をはさんで座るのは同じとして、相手に見えないように方眼紙を抱える。それぞれ方眼紙上の打ちたい位置に印を付ける→見せ合う→碁盤に反映、の繰り返し。

問題は、被った場合や、被らないにしてもどちらを先に反映させるかで形が変わってくる場合ですね。後者は、先に石を置いた方が相手の石を取れるような状況で発生します。

ゲーム開始時にジャンケンやら石の数の偶数奇数当て(こっちが正式)で優先権を決めておいて、優先権を持っている方が優先されて、その都度優先権は移動する、とか、それでは複雑になりすぎるので、対局時計でも置いて速く叩いた方が優先とか、色々考えられますが、囲碁では一手差でゲームが決まってしまうことも珍しくないので、それで納得がいくかというと難しそうです。

ええと結論としては先手後手はデザイン上避けた方が良いと思われますが、明確な同時判定を定められない場合は仕方がない、と、まあ当たり前。RTSの場合は幸い、ユニットが命令後にアナログ的(デジタルには違いないのですがintとfloatの違いみたいな)に動いた後に判定がくるため、あまり文句を付ける余地は無いというか。

余談ですが、英雄終結の初級でAI任せにして放置してみたら、ノーマル版は300年を過ぎても群雄割拠が続いていたのに対し、パワーアップキット版は孫堅が押したり公孫賛が押したりしながら303年で劉備が全土を統一しました。パワーアップキット版の思考ルーチン強化というのは本当みたいです

追記。上級でもやってみた。ノーマル版は相変わらずだったのに対し、パワーアップキット版上級は、序盤から恐ろしい兵士数の大軍団が次から次へと繰り出されて、あっという間に曹操が統一してしまいました。目を離してたらいつの間にか終ってたのですが、290年代前半だったかな。