2009体験版入れてみた
なんか登録ミスったみたいで、14日あるはずの期限が一気に0日に!なので最初で最後のレビューとなります。
- スプラッシュ画像。いやいやいやこれは無い。ひどい。赤丸とかどういう。Delphi2007Update3である程度悪い予感はしていたものの、それでもまだ少しはあったセンスみたいなものが吹き飛んでしまってません?系統としては6〜7系なんでしょうけど、6〜7は綺麗じゃないですか。これはやだ。もし製品版買ったら速効差し替えだなこれはうがー。
- やる気無くなったので以下てきとう。
- 匿名メソッドは、ローカル変数をフィールドに持つクラスをTObjectから派生させてその関数内の匿名メソッドの集合を持つ匿名interfaceを実装させて以降interfaceの参照カウント管理という。EBPリンクリストを期待してたのですが、多少あてはずれ。これはこれでクロージャを関数の返値として返せたりして使いではこっちのほうがあるとは思うのですが、いかんせん重過ぎません?あと関数内関数との互換性が無いです。
- 残念なことにTObjectに沢山仮想関数が追加されている……VMT領域が勿体ないですどう見ても.NET互換のためで使いそうも無いのでせめてdynamicにしてください。
- 残念なことにやっぱりTMonitorが入っててTObject.InstanceSizeが無駄に8になってました。
- templateは制約が指定できたりrecordや関数ポインタもtemplateにできたり予想以上にリッチに実装されてました。以前< >じゃなくてPascal系っぽい記号使って欲しいと書いたのですが、呼出しの際にProc
(Arg)なんてできるみたいですので( )や[ ]ですと既存の文法と衝突しますね成程。 - Unicode周りは……それなりに賢い移行方法が取られているとは思うのですが、名前がAnsiXXXXでWide動作を行うような、名前と機能が一致しない関数が大量にできてしまっているのはやっぱりひどいです。体験版にはRTLのソースが付属して無いのでわからないのですけどdeprecated指令付けてくれているのでしょうか。
- TTextRecやTFileRecのファイル名を保存するところはAnsiのままっぽい。まあ互換性もありますしね……。
- クラスエクスプローラが久しぶりに復活してましたが、Delphi7以前の同機能から見ると大幅に機能が落ちているの気が。やっぱりソースの内容じゃなくてリンク後のバイナリの内容見たいですよ。
- MSBuildは捨ててよし。
- ヘルプからURLがcodegearですらないblogへのリンクを貼るのはどーなんだ。あ、インストールが本体とヘルプが別になってて本体英語ヘルプ日本語なんて構成ができるのは少し嬉しいです。
- あとリボンコントロールが付いてましたが使い方がわかりませんでしたorz
- DelphiのみのインストールでもTurbo Assemblerがインストールされました。
- 逆にWinSightは消えている。
Delphi2009についてはFTをされている方のサイトが詳しいです。