VGA

変なことを口走った気もしますので書いておきます。
まずVGAのピンは以下のとおり。
http://ja.wikipedia.org/wiki/VGA%E7%AB%AF%E5%AD%90
このうち、GNDを除けばRGBとHSYNC,VSYNCだけで出力できます。あとは私レベルでは無視してOK。
HSYNC,VSYNCは通常Highのままで、1ピクセル25MHzで、左上から右へ行って右に行ったらちょっとだけHSYNCを落として、次のライン。下まで行ったらちょっとだけVSYNCを落としてまた左上から。
RGBの強弱はアナログです多分。ですからA/Dが必要なのですがFPGAボードによっては各1ビットずつしかFPGAピンに線が引かれてませんのでどうあがいても8色しか出ません。自分で半田付けするなら別ですが……。
ちょっとぐらいてきとーに出力しても、最近のディスプレイやプロジェクターは賢いので良きに計らってくれます。聞いた話ですが昔のは(恐らく他のピンを使って)ちゃんと同期を取らないと相性問題に発展するらしいです。そもそも市販のVGA端子付きFPGAボードではRGBとHSYNC,VSYNCしか触れるように作られてませんので知ったことではありません。
ビデオカードやVRAMの存在なんかは出力側のデータの持ち方に過ぎませんので、同じパターンを延々出力するだけならそんなものは不要です。同じパターンを延々出力する回路をべた書きするのみ。
完璧余談ですが、かつてのPC-98では、VSYNCのタイミングで発生する割り込みがあって、これが大体1/60秒ですから、便利に使えました(ひょっとすると時間関係の割り込みはこれしかなかったのかも)。DOSは保護なんて何もありませんのでアプリケーションからでも割り込みハンドラを上書きできたのです。PC-98Beep音はI/Oポート経由で周波数を変えられましたので、VSYNC割り込みで時間をカウントしつつ音を変えていくことで、他の処理をするバックグラウンドで単音演奏が実現できました。いまですと裏でiTunes動かしておくだけでAACでも何でも再生できます。便利になったものです。