月への道

ほんととっつきいいですね新JIS系。
一週間経過しましたが、よく使う文字に限ればまだ打ち間違いは多いもののすすっと打てております。使わない字は知らん。現状、定義ファイルや五十音表を書く時以外はローマ字に戻す必要はないかなというレベルです、かろうじて。
思いつくままにいろいろフレーズ打っていった結果、「ねるねるねるねは、えへへへへへへ……ねればねるほどいろがかわって(以下略)」がなかなかうまくいかず練習したりしてましたがっ。*1
今更なことを書きますが、普段使わない運指は、文字とかイメージとかシャットダウンして、まず指の動きだけを慣らしていったほうがいいみたいですね。無心でかなり速く打てるようになってはじめて、文字を載せて拙く打てる、みたいな。何年もの慣れの差を詰めようというのですから。それ以上は……タイプウェルを起動してみたらIMEがONにできなくて仕方なくなぜか英語で憲法を打っていったら知らない単語続出でえらい目に遭ったのはどうでもいい話。まぁ確かに単語登録使えば超絶記録が簡単に出せるでしょうし。……IMEがだめでもmayuなら……いやいや、よこしまな事を考えては……。

定義ファイルです。WXG, 窓使いの憂鬱ともに用意しました。

http://panathenaia.halfmoon.jp/key/tsukiyx.grx
http://panathenaia.halfmoon.jp/key/tsukiyx.mayu

  • とにかく小指の外は使わない。
    • 句読点が裏もやりたかないですが位置を変えたり文字が裏とかよりはいいです。
    • 長音はマイナス以外にあっても使わないのは見えてますので要らないです。
    • 「っ」はシフト。この程度ならシフトも許容範囲かも。
  • とにかく左人差し指の頻度を下げる。(オリジナル新JISが使い過ぎ)
    • 「ぃ」が中段で「め」が下段なのは「ふぁ」「ふぃ」「ふぉ」「ためな/ために」など。
  • 「を」は書いている内容次第ではさっぱり使わないためホーム裏はすかすか感が出て良くない。中指シフト特有の押しにくい位置であろう中指シフトの下へ。
  • 後述する理由によりB,Nを拗音に特化して用途で区別。

本当は「つ」が結構高頻度のためYから移動したいのですがいい移動先が無く。「かと/とか」が意外に多いので「か」「ふ」の入れ替えなども検討中です。

何がどーなって月に至ったのかを書いておこうとは思うのですが、すごい今更感漂うため、「続きを読む」にします。

過程として二週間ほど試行錯誤していた姫踊子草モドキがあったりしますが省きます。

  • シフト versus 逐次打鍵
    • 英語でシフト(スペースとしても)が使えるのは、単語頭という限定された用途だから。不規則かつ高頻度の同時押しにはとてもとても。
    • 文字キー同時押しは誤爆だらけ。特に左→右は右手が素早いためどうにもこうにも。右→左に限定すればとも思いましたが、それでも誤爆。タイピングは遅いほうのはずなのですが、自分で考えていたよりもロールオーバーしてたのでしょうか?いずれにせよ気を遣うポイントが増えてしまうほうが、何打鍵か増えるよりも余程嫌です。ひとつ言えることは、姫踊子草も下駄配列も凄いです。私には無理。
    • 片手同時はミスはしないものの、非常に疲れるので話にならない。長さの違う指を同時に押し込むには指先だけではなくて手全体の運動が必要なわけで……。
  • Prefix versus Postfix
    • 要するに狭→広か広→狭か。ローマ字は後者。後者のほうが指の動きが限定されて良いような気もしますが、最終的に交互打鍵率が高ければ関係なくなる。Prefixのほうがシフトの裏が使えるだけ無駄を無くせる。
  • 濁点清音切り離し versus 後付け
    • 切り離しは繋がりを最適化できるのは確かですが、日本語は同じ音が連続すると後ろが濁ることが多く、飛鳥でも結局濁点清音が近いところに固まってたりします。わざわざ切り離しておいてなんだかなあ感が。
  • RTYU versus BN
    • http://taffy632.blog24.fc2.com/blog-entry-329.htmlに賛成。英文やローマ字では圧倒的にB>V、N>Mですが、これくらい大差がついているならともかく、使い方が近いと逆に間違えると思います。
    • 親指シフトでもないのにRTYU率を下げることに意味はない。Yだってあまり使いたくないのは確かですが、少なくとも押し間違えるキーでは無い。

あと小指の外を使うぐらいなら中指が届く4とか8の裏も検討対象になるかも。

*1:「ね」の位置動かしてますあしからず