NIK-50経過報告

何故かNIK-50で検索してきていただいた方がいらっしゃるみたいですので、ちょっと再開。
こないだの配置から「フ」と「¬」、「レ」と「L」を統合して、空いたところに四画以上は含めないという当初のルールを破って「木」と「月」を入れて、こうなってます。

┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓
┃&┃シ┃ ┃ツ┃才┃←┃ ┃ ┃ ┃刀┃
┃幺┃冫┃ ┃ソ┃亠┃廾┃ ┃ ┃ ┃ク┃
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┫
┃ ┃又┃厂┃¬┃凵┃木┃二┃ナ┃月┃乙┃
┃ ┃ノ┃口┃・┃冂┃|┃一┃十┃ヽ┃<┃
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┫
┃辷┃大┃ヨ┃了┃B┃人┃冖┃宀┃メ┃5┃
┃土┃小┃コ┃L┃T┃イ┃ハ┃ム┃ト┃豸┃
┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┛

「木」と「月」の選定理由として、まず「木」は、ぎょうにんべん(彳)は「ノイ」で打てるのだからのぎへん(禾)も「ノ木」で打ちたいのと、やっぱ部首連想系では「森」は「木木木」以外有り得んだろという偏向、あと「東」の下の三本線部分を「小」で代用しているのをどうにかしたいといったところです。「月」は、順当に分解すると「ノ¬二」なのでしょうけれど、漢字によっては(前骨等)左部分がはらいではなく単なる縦棒になってしまい、その場合「冂二」でこれが「日」とかの関係であまり使いたくなかったり云々で、いろいろ考えるのが嫌になって単独キーにしてしまえってところです。
五筆字型輸入法では月火水木金土日が全部キーに出てたりして、どうもこの辺の字は主張が強い様子。(^^;
で、今までで結構弄ったがため、残る課題は、「日」と「目」をどうするかと、書き順Fixと、打鍵数をどうにかして減らしたい、ぐらいですが…最後のが難関。
漢字一文字出すのに何ストロークぐらいまでが許容範囲でしょうか?
2ストロークというのは30×30では明らかに足りず全面活用シフト併用の77×77でも日常の使用には充分でしょうがやや心許なく、実際、TUT-CodeにしろG-Codeにしろ最高3ストロークあります。
ところがこのNIK-50、アルファベット領域をシフト併用で使うにもかかわらず、50×50×50あれば充分過ぎるぐらいの組み合わせがあるにもかかわらず、現時点で最大7ストロークを費やさないと特定できない漢字がある非効率な入力方法です。しかも確定要るから事実上8ストローク
変換操作を2ストロークと考えても、普通の漢字は仮名二文字から変換できるでしょうから、少なくとも6ストロークまでには抑えないと話にならないと俺基準を作って省打鍵化を試みているのですが…。(「人・」で「食」扱いといった酷い省略を導入する等)
現在7ストロークあるのは次の文字です。こないだまで8ストローク以上のものもあったのですが、「木」と「月」のお蔭で減りました。

「輪」「輸」
「鏡」「鐘」
「熱」「勢」
「糖」「糠」
「醍」「醒」
「懇」「墾」
「撃」「繋」

見ていただければわかりますように、似た字があるせいで、最後のほうまで打ち切らないと、漢字を特定できないのですよ…。
「熱」と「勢」の上の部分などは、Unicodeには文字がありますので、そこまでを省略で打てるようにできればいいのですが、WXGが対応してない罠、というわけです。
ところで風は…話によると読みとスペースと位置が必要で、ストローク数で言えばNIK-Codeよりももっと辛そうな…実際どうなのでしょう?