にこにこ

ふと見つけたhttp://t.pos.to/tc/essay.htmlを読んで目から鱗

なんといっても「修得できなくてもいい」んですから、これはもう過激な手法に手を出すに限ります。そんなわけでT-codeを練習することに決めました。ドライバもemacs系専用のtc2.0にしました。そしてこれが予想に反して一番修得しやすい手法だったのです (少なくとも私にとっては)。まだ修得し終わったわけじゃないですけど…

これだ!
私は何か大切なものを忘れていた。
それを今思い出した。
私は「ある日ふと今の配列に飽きた」のであって、高速打鍵を目指すとか腱鞘炎を防止するとか崇高な目的があったわけではないのだ。単なる酔狂に過ぎない。
やるなら酔狂一直線に限る!
というわけで探して来ました酔狂な入力方法。
http://sakila.hp.infoseek.co.jp/NIKindex.html
…いや、NIK-Codeが実用的ではないと言ってるのではなくてですね。げほげほ。
ローマ字入力は、発音を打ちます。
かな入力は、拗音を分けるぶんややイメージ度は下がると勝手に決めつけちゃいますが、それでも発音を打ちます。
携帯でもなんでもとにかく漢字変換を介する限り発音を打ちます。
一方の漢直系、T-Codeは目的の文字を一発、活版印刷みたいなイメージでしょうか。
そしてNIK-Codeは、書き順をなぞります。
そのために、直接入力なのに打鍵数は変換を介するよりも増え、しかもある漢字に何筆か足して別の漢字というのは沢山ありますから、直接入力なのに確定作業が必要という、いろいろなものを犠牲とした入力方式です。
そして、定義が賢い。仮名はかならずaiueoで終わるので、aiueoにさえ部品を割り当てなければ残り全てのキーの組み合わせをフル使用できる、言われて納得の定義です。
さらに、定義が多い。多種の漢直系配列を軽く凌駕する、三千字近い定義です。
そこまでしているNIK-Code、試すだけの価値はあるだろう!どうせ修得できなくてもいいし。
それでも最低限現在使っているOSの上で入力できなければ試すこともできません。DOSMac用のFEPだけあっても今現在の私には手が出ません。
そこでNIK.DOCから、例によってWXGのローマ字定義ファイルを作製しました。
オリジナルは全てのキーをフル使用しますが、やはり三段に納めたいと思いました。仮名はローマ字で打つとのことですので、それなら尚更記号領域はそのまま使いたい。ニッコラはシフトを二種類用いていますが、片手ものぐさ入力ができるのは基本的にシフト無し、妥協してSandSを使ってのシフト一種類のみですので、部品を無理やり50個まで減らしての定義としました。
http://panathenaia.halfmoon.jp/key/
現代のGHzを超えたCPUを持ってしても、ローマ字定義ファイルのインポートに数分かかる代物です。しかし、それでも、トータル5000行近い「ローマ字」定義を扱えてしまうWXGもまたスグレモノ。
変換方式は、本来無変換にしたいところですが、無変換ですと最初にマッチした時点で確定されてしまいますので、先に書きましたある漢字に何筆か足して〜というのが出せなくなります。なので自動変換を使います。*1
で…実際試してみての感想…。
わ、わからん…
試すだけなら適当に部品を並べていれば何か字が出るだろう、ぐらいに思っていたのですが、こ、これは…。
根本的な頭の切り替えが必要ですね…。これは…。
追記
http://www.asahi-net.or.jp/~ez3k-msym/charsets/charsets.htm
中国語の入力方式は凄いですね…。

*1:MS-IMEですとどのモードでも最初にマッチしたら終わりです。残念。ATOKはどうなのでしょうか?