狼が村人と同数いたら?というのを考えたがつまらなそうなので晒して終わりにする

仮題:bread versus rice
ある辺境の村を襲った流行り病。
しかしその村では、水面下で宗教戦争が進行していた。
各派は、流行り病を利用して村の覇権を握ろうとするが…

進行
病人と看護する人とそれ以外の村人がいます。
病人は一日で死にます。
看護する人は一日で病気に感染してしまいます。
病人を除いた村人全員で、次の看護する人を投票で決めます。
敵対する宗派を全滅させたら勝ち。

人数
偶数人数+最初の病人(プレイヤー不在)

役職

  • 医者。村全体で一人だけいます。最初に看護する羽目になります。これまでの回診経験から誰が呪師かを知っています。死後、現在の病人がどちらの宗派に属しているかわかります。
  • 恋人。医者と逆側に二人います。相方が分かります。一人が死んだら相方も後を追い発病します。
  • 司祭。各派に一人ずついます。村の回覧板にて同じ宗派にのみわかる暗号で一方的にメッセージを送れます。
  • 探偵。各派に一人ずついます。ある人物がどちらの宗派に所属しているかを調べられます。
  • 呪師。各派に一人ずついます。自らが死ぬ時、看護士だけでなく同時に任意のもう一人にも病をうつせます。

共通の行動
発言、投票、回覧板への追記。

病人
次の看護士を決める投票には参加できませんが、幽霊の会話が聞こえます。

基本戦術
仮にパン派とゴハン派ということにしましょう。
医者が正直に自分はパンが好きだと告白したならば、パン派は翌日一人少なくなることが確実ですので、投票で勝てないことがわかりいきなり追い詰められます。ですから他の村人は全員ゴハン派になります。
恋人や呪師による逆転が起きない限りこれは続きます。病人が二人出た場合、恋人なのか呪師なのかは区別はつきませんが。その後は、村人は各々が多数派と思う側を詐称することになります。
司祭は初日に自分の名前を書いて回覧板を回せば、同門によって投票されることは無いでしょう。
真実に近づけるのは探偵のみですが、自分はゴハン派の探偵でだれそれがパン派だ、なんて言ってしまうと、次の看護士にされてしまうでしょう。なんとか正体は伏せたままゴハン派の司祭に結果を伝えねばなりません。
呪師は自分が死ぬまでには相手の派のうち一人を特定しておかねばなりません。自分の派を間違えて呪ってしまうと致命的なことになります。
恋人は死ぬとゴハン派が逆転されますので、隠し通さないといけません。また、看護士にされた場合は、ゴハン派を有利にするためにも、相方を次の看護士にしないといけません。
最初に医者が嘘の告白をしてゴハンが好きだと言ってしまうと…恋人を除く他の村人にはそのことがわからないので、皆がパン派になります。恋人が死ぬか、探偵が医者を調査することで真実が判明します。