マージ来た

http://gcc.gnu.org/ml/gcc-patches/2006-10/
アンタgccのMLは暫く見ないと誓ったんじゃないのかなんて話は置いておいて、AdaCoreの定例一括マージ来ました。これでgccのtrunkもGNAT GPL 2006相当になったわけですが、どうせならあと何週間か早ければ、gcc-4.2に間に合ったのに……。それとも、マージは新しいブランチが切られた直後と決めてるのでしょうか。前のマージが2月ですから、どうもそれっぽい。
ぱっと見、直ってるところも直って無いところもあるわけで、確認のためビルド中……。
まだ4.2と4.3はそれほど離れて無いでしょうから、ひょっとして、4.2ベースにAdaフロントエンドだけtrunkなんてできないでしょうか。4.3はこれからどんどん破壊されて行く段階ですし。
追記1
混ぜてビルドしてたら<built-in>:0: internal compiler error: Segmentation fault出た。

追記2
4.3を持ってきてconfigureしたら、GMPとMPFRが必要とか言われた。こんなものが要るようになったんですか、めんどくせー。

追記3
できたgccのビルドをMinGWなどというPOSIXのPの字ぐらいまでしかない環境で無理やり通すの、ホントに速くなったと思う。我ながら。

追記4

  • うるう秒によるずれ - 健在
  • UTC_Time_Offset - 直ってた
  • System.File_IO - なんとこれが真っ先にUTF-8対応。DeleteがUTF-8未対応
  • Ada.Directories - 変わって無い
  • Ada.Directories.Validity - 直ってない
  • Ada.Command_Line.Command_Name, Argument - DBCSのまま
  • Ada.Environment_Variables - DBCSのまま
  • extended return - スカラー値はOK, 配列とrecordは値が壊れる